すずろにろぐ

充電中…

関白宣言~流星くんに願う9つのこと~

 

お前が売れるその前に 言っておきたい事がある

かなりきびしい話もするが 俺の本音を聴いておけ

 

誰にも好かれる アイドルなどいない 露出すれば だれでも叩かれる

自分の価値観を 愛してくれる 人たちのことを まず考えろ

 

 

忘れてくれるな 何もしてやれないヲタクに

炎上を止められる はずなどないってことを

 

お前にはお前にしかできないことがあるから

それ以外は任せて 黙ってメンバーに頼ればいい

 

 

お前はかわいい 顔がかわいい だから何も 怖いことはない

変にカメラを 意識しすぎるな お前はかわいい だから大丈夫

 

どんなときも 自然体でいろ それがお前の 役割だから

だがリアクションは 忘れちゃいけない 不自然でいい オーバーにとれ

 

 

C&Rはライブで 育てるもので

CDにあらかじめ 収録されるものではないはず

 

お前は覚悟決めて アイドルになるのだから

彼女ができたら バレないように努力はしろ

 

 

お前が売れて 年を取ったら

苦労したことを 忘れてはいけない

感謝の気持ちを 忘れずに育て

きっといい男に なるはずだから

 

やりたいことは 口に出して言え

全て叶えろ ひとつ残らず

お前のファンで 幸せだったと

俺が言うから 必ず言うから

 

 

忘れてくれるな 俺の愛する自担は

愛する自担は 生涯お前ただひとり

忘れてくれるな 俺の愛する自担は

愛する自担は 生涯お前ただひとり

 

渋谷すばる カヴァーアルバム 『歌』

この1枚はただただ歌なのだ!と叫びたくなる、そんな名盤。

OnlyよりJustのほうがしっくりくる。”歌だけ”ではなく、”まさに歌”!


今回収録されている中には私の知らない楽曲もあったので、フラゲ日前に地元のTSUTAYAで本家様のものをレンタルをして聴いた。(見つからなかったものは動画サイトで視聴。すみません(汗))


音楽には物語だったり、あるいは言い表せない感情だったりが付き物で、どの名曲もその基盤がしっかりしていると思う。アーティストの声によって、物語が、感情が完成している。
しかし歌い手が変わると、面白いことに解釈もまた変わってくる。カヴァーはとにかくこれが醍醐味だと思う。


リード曲になった「SWEET MEMORIES」は松田聖子さんのバラード曲で、純真な乙女のそれが真っ直ぐと歌われている。歌詞の甘さにぴったりな、女性らしい柔らかい歌声で。

一方、すばるくんの「SWEET MEMORIES」では"渋谷すばる"という男目線での解釈がなされていて、歌声からにじみ出るオトコの不器用さが生む甘さがたまらない。頼もしい力強さと、締め付けられる切なさがぶつかっているような。


うーん、歌を言葉にするのは難しい。全部を伝えるにはやっぱり、聴かなきゃ足りない。だからこのカヴァーアルバムの名前は『歌』でなくてはならないのかもしれない。


ここで例えば本家松田聖子さまのモノマネをしたり、女性が歌っているからと女性のように歌ってみたりするのはもはやカヴァーではなくカラオケになっていしまう。"カヴァー"するとは、誰かのものをマネするのではなくて、良い楽曲を違う形で自分のものにするということなのだ。

よく誰かが名曲をカヴァーをすると「△△さんのものよりも本家の○○さんの方が上手い」とか「本家よりもこっちの方がうまい」と外野が優劣をつけることがあるけど、それは"カヴァー"の本質とはズレた論題になる。

『歌』はこのことがよく分かる1枚だった。


すばるくんはこんな解釈してるんだ!!なんて全曲についての考察をズラズラしてみたいけれど、それは、ぜひ『歌』を手に取って各々でしてもらうことにしましょう。きっと解釈の解釈もそれぞれだと思うから。

とにかく、人間であり男でありアイドルである「渋谷すばる」が込められた名盤です。買ってください!聴いてください!

関ジャニ∞とジャニーズWESTを勝手にコラボさせる会

の、会長です。現在、会員総勢約1名で活動をおこなっております!

関ジャニ∞ジャニーズWESTのコラボ、それはつまり究極の自己満足。好きな男たちが一緒にいるって最高!

 

そこで今回、わたくし考えました。一大ビッグイベント(妄想)を…!題して!

「西の男祭(仮)」

もちろん(仮)を忘れずにね。

わたくし、会場おさえました(妄想)。なんと…!新国立競技場を!(妄想)(デリケート)

しかも、ジャニーズのイベントが行われるのは今回が初!(妄想)これはすごいことですよ~。

と、いうことで…勝手に、関ジャニ∞ジャニーズWESTをコラボさせるならこんなのしてほしい!!というコンサートセットリスト的な何かを自己満足的にまとめてみました!

 

※<<>>カッコ内は大まかなコーナー。タイトルはテキトー

※曲名のあとの→/(スラッシュ)後のグループ名、個人名等はその曲を歌う人

 

まずは彼らの手がけた映像でボルテージを高めちゃおう!

 

<<関西人メドレー>>

凝りに凝った面白くもオシャンティーな映像が終わると、大歓声のなか14人のシルエットがステージに並ぶ。そして始まるのは…

 

1、好きやねん、大阪。/全員

「オレラ商売繁盛 えぇ環境 大繁盛」あたりが胸に突き刺さる掛け持ち。もちのろん完璧に踊れちゃうジャニーズWEST。好きやね~~~ん!!!は我らが濵田崇裕に担当してもらおう!どうアレンジしてくるのか楽しみ♡(圧)

そして間髪入れずにネクスト

 

2、ええじゃないか/全員

ええじゃないか~!!は全員で!関ジャニ∞ももちろん完璧に踊れちゃうよ。(なんならアレンジも☆)

大サビの、「踊って 舞い上がれ パっと~ 花吹雪♪」のあとの一言は、濵田くんと同じイメージカラー紫の村上信五が担当!こちらも何を言ってくれるか楽しみ!

 

<<挨拶>>

ジャニーズWESTメンバーと関ジャニ∞メンバー交互に、ちょっとした自己紹介&煽り。

もちろん最後は村上先輩の「全員バカになろうぜ~~!」で締めていただきたい!

 

<<ユニットシャッフルpart1>>

 ここでは、各グループから一人ずつでペアを組み、それぞれ披露。3箇所に分けて、合計7曲。

「西の男祭(仮)」なのに、 あれ?KinKi先輩がおらんやないかぁ!と。

なので、ここではKinKi Kids先輩の歌をチョイス!※組み合わせや曲選はほとんど私の思い付きと願望によるもの

part1では2組!

 

3、99%LIBERTY/丸山隆平&重岡大毅

丸山くんには光一くんパート、重岡くんには剛くんパートを担当してほしい!(個人的に、丸山くんの「好キダ好キダ好キダなんて言い倒して」と、重岡くんの「縛られたみたいな僕に OH キスをして」が聴きたい)

 

4、キミハカルマ横山裕&小瀧望

何度でも生まれて何度死んでも君に巡り会ってしまうなんて言ってほしすぎる二人!

(一番年上と一番年下で組ませてみたらあま~い声質コンビになって非常に満足)

 

<<持ち歌メドレー:わちゃわちゃ系>>

ここではそれぞれの持ち歌を2曲歌っていただきます。自分たちのファンじゃない人たちに自己紹介する気持ちで、明るい曲を披露!

 

5、マ・ル・モ・ウ・ケ/ジャニーズWEST

いきますよーー!で始まるジャニーズWESTらしいナンバー。盛り上がれんのかー?俺らしだいやー!

曲中にある長台詞タイム(?)で憧れの先輩へのアツいメッセージが聞けるかも!?

 

6、Mambo de WEST!/ジャニーズWEST

かわいいダンスで若さアピール!キュートに踊れ、ジャニーズWEST

 

7、FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN FUN/関ジャニ∞

ハンパねぇ瞬間にしたいんだ!大人な関ジャニ∞だから歌える低音ラップ♪

 

8、West side!!/関ジャニ∞

関ジャニ∞らしい、前向きで、かっちょいいナンバー。まるで、後輩ジャニーズWESTに向ける応援歌のような歌詞。 やってみるかい?楽しめるかい?

 

<<エイトレンジャーコント>>

40分くらい使っていいのよ。ジャニーズWESTがエイトレンジャーコントに参加!

平和なエイトシティに突如現れたWESTレンジャー。なんだかスーツはエイトレンジャーよりかっこよくて鼻につくけど、結構ええ奴らやん!  …と思いきや、オレンジとイエロー、いつかのB.A.D団に似てる……?

藤井流星くんがラジオで「エイトレンジャーで悪役やらせてほしい!」(ニュアンス)と言っていたのを叶えちゃってほしい…!

 

<<ユニットシャッフルpart2>>

お待ちかねユニットシャッフルpart2。この回では3組登場!

 

9、たよりにしてまっせ/村上信五&中間淳太

どちらかというとたよりにされている二人。一人でツッコミお疲れさまです…!

(少々おえろちっくな歌を二人にはやらせたいけど西の男祭(仮)だし他がみんなラブソングだし…という葛藤の結果)

 

10、どらごん・ろ~ど/安田章大&桐山照史

リア恋オトコたちに歌ってほしい名曲。歌唱力がなきゃ歌えない、この2人だからこそ甘くなれるメロディ!

 

11、Hey! みんな元気かい?/錦戸亮&神山智洋

二人の弾き語り見たさ。見つめ合ってニコッとかしてたらいい。そして照れればいい。ハモりが綺麗すぎるこの歌、間違いなく二人にハマる…!

 

<<持ち歌交換メドレー:わちゃわちゃ系>>

ここでは明るい持ち歌をこうかんこ!

 

12、アカンLOVE~純情やで~/関ジャニ∞

おちゃらけててもお前を見ている~~だけは…ここだけはすばるくんパート決定事項だから…

ハートのグラサンは村上さんだけドルグラサンでよろしく!

 

13、粉もん/関ジャニ∞

おかんレシピが最高ー!は、錦戸亮くんに言わせたい。こんなコテコテの関西曲、きっと関ジャニ先輩が歌っても違和感仕事できない!

 

14、あおっぱな/ジャニーズWEST

ジャニーズWESTにも青くさくイキがったガキのまんま笑っててほしいただそれだけ!

 

15、キング オブ 男!/ジャニーズWEST

明るいわちゃわちゃ系に部類されるのか疑問ではあるがとにかくWESTくんにも歌ってほしい気持ちが強すぎたオスソング

 

<<MC1>>

 しゃべくりタイム。いじるなりいじられるなり好きにやっちゃって~♪立ち位置なんて考えたってどうせバラバラになりそうだから放棄します

 

<<持ち歌メドレー:ガツガツ系>>

各々の持ち歌を2曲ずつ歌う持ち歌メドレーのダンス曲バージョン!

 

16、ブリュレ/関ジャニ∞

LIVEの定番となりつつある、イントロからアガる名曲。バンドバージョンもいいけど今回はダンシン!

 

17、Can't U See?/関ジャニ∞

早くLIVEで見たくてウズウズしている胸騒ぎがしている。きっと踊ってくれる。

 

18、夢を抱きしめて/ジャニーズWEST

関西人なのにこれでA面!?とびっくりさせられた名曲。ええんやで、もっとA面でかっこつけてええんやで!?

 

19、Criminal/ジャニーズWEST

ブリュレ同様、イントロだけでアガる。これが実はストーカーソングなんですよって話を後のMC2で淳太くんあたりが言ってくれる

 

<<持ち歌交換メドレー:ガツガツ系>>

 たくさん躍らせてすまんな!

 

20、Can't stop/関ジャニ∞

流星rapは憧れの大倉パイセンに…!ぜひ!最後の"Can't stop"囁きは錦戸パイセンに!

 

21、Toxic Love/関ジャニ∞

りゅかみrapは山田(安田&丸山コンビ)で…!

 

22、Sorry Sorry love/ジャニーズWEST

その涙~認めたくないの丸山くんパートは、俺らのリア恋濵田くんにやってもらわなきゃ(使命感)

 

23、Dye D?/ジャニーズWEST

自担こと流星くんがかつてもぎ関というラジオ番組でリクエストして流してくれた、安田くん作詞作曲の名曲!これぞ私利私欲。

 

<<MC2>>

 踊りすぎたので2回目のしゃべくりタイム。あの曲かっこええなー!とか、Dye D?歌わせていただけるなんてッ><みたいな話してくれ…全力で頷く…

 

<<ユニットシャッフルpart3>>

ユニットシャッフルラスト!

 

24、LOVESICK/大倉忠義&藤井流星

ちなみに、MCの終盤で村上さんから「じゃあ大倉と流星はスタンバイのほう…」と言って二人だけ捌けるところからが始まり

 

25、Harmony of December渋谷すばる&濵田崇裕

まったくタイプの違うええ声をもつ二人だけど、技術よりも気持ちで歌いそこに技術を乗っけるという面で似ている二人。たぶん確実に泣く

 

<<トロッコ曲メドレー>>

 お前らトロッコ大好きなんだろ!

2台用意してそれぞれ4:3で分けよう

 

26、T.W.L/全員

ブンブン回せ!!

 

27、パリピポ/全員

そして回せ!!(殺腕)

 

28、ズッコケ男道/全員

これをなくして西の男は語れない!

 

29、バンバンッ!!/全員

これをなくして帰れない!

 

<<しっとりメドレー>>

 割と終盤に歌われがちで泣きたくなる系メドレー。さすがにこれを全員で歌われると騒がしくなってしまうので持ち歌をそれぞれ2曲+全員で1曲

 

30、All is well/関ジャニ∞

もう会いたいよ(泣)

 

31、その先へ・・・/ジャニーズWEST

もうペンライト振れない(泣)

 

<<挨拶>>

その先へ・・・が終わって挨拶に入る前、関ジャニ∞ジャニーズWESTに向けて拍手を送りながらステージに出てきて一通りハグして14人並ぶところから想像してくださいね(

各グループの代表者がひとことふたこと喋ってラストへ。

 

32、大阪ロマネスク/全員

西という概念へ戻る。ジャニーズWESTメンバーも大好きな名ラブソング。

今日も誰かが巡り会う 遥か遥か 西の街…

 

 

 

はい!ということで、こんな感じです!(雑)改めて、セットリストつくるのってこんなにも難しいのか…と彼らに頭が上がりません。ちなみにアンコールは、コールするときなんて呼べばいいか悩みに悩んだ末抹消しました。誰か呼び方考えてください(投)

 

エイトレンジャーに40分、MC2つで約1時間?、1曲あたりだいたい4分と考えると約130分。全部合計したら230分(3時間50分)……通常のコンサートより1時間ほど長い?(( 16時開場の17時開演が多いけど、これだと終電が心配なので、15時開場の16時開演にしよう!

 

これ書くの本当に楽しかったです。本当は、関ジャニ∞の中に海老沢ぶっこんで言ったじゃないか歌わせたい!とか、ユニットシャッフルもコンビだけじゃなくてトリオも見たい!とかあったんですけど…orz あと、KinKiさんの歌も全部を知っているわけじゃないので、本当にこれがベストなのか!?という。オススメあったら教えてください。この歌知らねえ!っていうのがあれば、ぜひTSU〇AYAか友人からレンタルしてみてください!どれも名曲なので聴いて損はないですよ♡

 

それでは、最後まで私の自己満足にお付き合いいただきありがとうございました!

 

SUPERSTARのジレンマ

ジャニーズWESTのデビュー1周年記念ミニアルバム『パリピポ』を引っ提げたツアーが幕を開け、横浜アリーナ5公演を終え名古屋公演が間もなく始まろうとしてる。ライブに関しては神戸公演が終わってからつらつらと書こうと思う。

アルバムは今まで買ったジャニーズWESTの円盤の中でも一番質の高い1枚になったと思う。振り幅が広いっていうのはこのアルバムより前からずっと彼らが口にしていたことだけど、いつもしっくりきてなかった気がする。どの曲もどこか1パターンで、JEの王道に忠実に走っていた。それが今回は全く違う。やっとジャニーズWESTの本当の意味での振り幅の広さが証明されたと思う。
ただ、強いていうなら1曲だけあった。パリピポより前にも、圧倒的に存在感の違う楽曲。
それがタイトルにあるSUPER STAR。
雰囲気だとかの話ではなく、曲調だとかの話。
まず、イントロが他とは違う。ジャニーズWESTの曲はリズム感を強調したものが多い。SUPERSTARは特にビートが強い。
かっこいいと評判だったCriminalだとかCan't stop!も、明るくてジャニーズWESTらしいと言われていた粉もんやSUMER DREAMERも、どれもイントロからビートの強調が激しかった。
だけどSUPERSTARはイントロを聴いただけではAメロからのビートの強さは想像できない。あの切り替えに、私は新鮮さを覚えた。
それにこの歌はドラマの主題歌にもなっている。(また後でこの辺の話は詳しく書くけど)転調後のサビだけよく知っているだけあって、イントロ~サビ前を初めて聴いたときは驚いた。これがどうやったら私の知っているSUPERSTARになるのかと。サビにたどり着いても調違うし…これ私の知ってるSUPERSTARじゃないよお母さん。
転調サビに入ったところで鳥肌がたった。これだ…!と。恐らく共感してくれる人は多いと思う。あの転調サビに入る前の間奏も本当にかっこいい。何だこの曲は。

とにかく、私はこの楽曲が大好きだってことだけ伝わってくれればいい。(笑)

曲が好きなだけじゃない。さっきもちらっと話したけど、これは自担こと藤井流星くんの初主演ドラマのオープニング曲である事実という好オプションがついている。実際初めてドラマで聴いたときからずっと好きでした。CDを聴いてからもっと好きになりました。ってそんな感じ。流星くんのソロパートをひどく期待してたんだけど、ソロパートはなかった。他のメンバーはあるのに!とかではなかったから、そこは別になくて良かったなと思う。


ただ、歌割りにショックを受けたのは揺るぎない事実。流星くんのドラマの歌なのに、俗に言う追加された3人はサビではラララしか言ってない。不覚にもドラマでは気づかなかったけど、CDを聴いてほぼ確信に近いその疑惑を抱いてしまって、ライブで答え合せしても間違いなかった。

でも、その年明けのライブで。その邪念というか歌割りへの嫌悪感が消えてしまった。確かに歌割りの4対3分けが明白になったのはライブでのことだったけど、同時にその歌割りを好きになってしまったのもライブでの話。
4人がCome on~のところを歌っている時の3人のダンスがたまらなくかっこいい。4人は歌ってるから3人ほどは踊ってないし、3人がLa la la~を歌っている時の振り付けは3人も一緒にやっていて、決して激しい振りではない。
初めて目にした横アリでそれを見たとき私は涙を止められなくなった。
歌割りってただそれだけへの嫌悪感と、ど真ん中でかっこいい振り付けかましてる流星くんへの絶対的な好きで私はめちゃくちゃだった。

少しパリピポのネタバレになってしまうけど、今回一周年振り返りメドレーの中にこのSUPER STARが組みこまれている。こんなかっけー歌をメドレーに入れるなんて…!という文句はさておき、横アリでのSUPER STARはサイドステージに4人と3人で別れていた。
その振り分けは、メインから見て左に中間濵田桐山神山、右に重岡藤井小瀧。
無論右ばかり見ていたので左のレポが出来なくて申し訳ないけど…
サイドステージの真ん中で、2人より激しく踊る流星くんがかっこよくて。間違いなくあの時世界の中心は流星くんにある!なんてアホみたいなことを心の中で叫んだりして。
ただ、歌割りは許してない。けど、この歌割りじゃなきゃ流星くんがサイドステージのセンターでひとり、あんなにかっこいい振り付けをすることはなかった。

最近は歌割りの格差も減り、恐らくこのままいけばゆくゆくは格差なんて微塵もなくなるんじゃないかなんて思ったりしてる。いや、きっとそうだと思う。
だから今は、この今しか味わえないジレンマを愛する他ない。いじらしい彼のいじらしいジレンマを、私は心底愛しく思う他に何もない。

1年とズンドコパラダイス

自担・藤井流星くんのデビューが決定した2014年2月5日からおおよそ丸1年、本日ジャニーズWESTの3rdシングルズンドコパラダイスの発売日を迎えた。


初めてこの歌を耳にしたのは1月2日の横浜アリーナでのコンサートにてだったが、正直これと言って好きでもなければ思い入れもなく、と言った感じだった。
むしろ今も「ズンドコパラダイスとは結局どんなパラダイスなんだ」と思うくらいで。

ええじゃないかはデビュー曲に相応しすぎると思ったし、ジパングおおきに大作戦はちゃんと意味があって分かりやすい。夢を抱きしめては流星くんの初主演ドラマの主題歌なだけあってこれ以上ないくらい強い思いを抱いてる。
うーん、ズンドコパラダイスねぇ。でもキャッチーだし面白い、よく分からないところがなんとも言えない。みんなが大好きなC&Rもある。文句はなし!

そうして、横浜アリーナ日生劇場で聴き慣れてしまったタイミングで迎えたフラゲ日。
じわりじわりと”あの日”が近付いている、そんな最中私は早速CDをパソコンに挿入し楽曲をWALKMANに入れる。
何となく流れ始める、「ズンドコパラダイス」。
いやしかし、初めて聴いた時から思っていたけど1番に流星くんのソロパートがあるのは本当に嬉しいなぁ、Mステ楽しみだなぁなんて思いながら、既に聴き慣れた旋律を流すように聴く。


そしてカップリングに突入。


初回A、B、通常盤全てに収録されている「SAKURA~旅立ちのうた~」。
イントロがどこか懐かしい、ギターソロの単音が印象的なのにバラードは崩してない。

そして重岡くんのソロパート。しっとりとしていて曲にあってる。次に神ちゃんのソロパート。自然な流れだけど、よく考えれば意外と無いバトン繋ぎだ。そしてそこから、流星くんにそのバトンは渡される。
思わず一時停止してしまった。下手だから聴くのをやめたわけじゃない。ここで、全く新しい流れが出来ていることを確信させられる。

今までの流星くんのソロパートといえば、4人のソロパートのあと3人のソロパートがあって、形式的な流れに従って歌っている(歌わされている)ような流れが普通だった。
しかしこの曲は違う。法則とか形式とかとは全く関係のない流れを、彼が優しくて甘ったるい声で教えてくれた。

ちゃんと聴かなくては、と再生ボタンを押す。少し巻き戻しして、もう一度自担のソロパートに聴き入る。

「もう一度 君の言葉 思い出して 涙溢れ」
今までにない歌で、今までにない歌い方をしている。高音ハモとよく合ってる。この声は濵田くんかな?すごく上手でくどくない…。
このワンフレーズに私は感動しきってしまった。

そうして望のソロパートに受け継がれる。旧7WESTのソロパートに花をそっと添えるようなお兄さんの高音がたまらない一番が終わる。

サビの中にもちゃんと流星くんの声を微かに感じる。今までにはなかった。
さっき高音を担当していた濵田くんのソロパートも綺麗で上手。

サビが終わるとまたギターの単音間奏。かっこいい。

次は旧B.A.Dのソロパートかな?と”法則”に乗っ取り予想してみると、
「そう 愛しい君を 失う怖さの中で」
さっきも聴いた、鼻にかかった低くて甘くてたまらなく好きな歌声が聴こえてくる。予想を裏切られ、また私は一時停止ボタンを押しそうになるが堪える。
すると淳太くんにソロパートは引き継がれる。高音は望かな?これもまたすごく綺麗。ここで照史くんに引き継がれると思ったら濵田くん。
法則に従ったソロパートの羅列に不満を抱いていたはずが、規則にとらわれていたのは私の方だったと気付かされる。

そういえば、関ジャニ∞の楽曲を「すばるの次はヤスくんだろうな」なんて思いながら聴いたことがない。
ジャニーズWESTはやっと、ひとつ壁を乗り越えていた。

あの後にも流星くんは2回ソロパートを担当していて、正直驚いている。「青春ウォーーー!!」「Time goes by」にも、今までの規則に逆らったソロパートの流れがなされていて、流星くんのソロパート数は周りとようやく肩を並べた。

流星くんといえばDVDにも全然映らないしソロパートもなかなか貰えない、それどころかサビすら歌っているかどうかというレベルのメンバーだと思っていた。
それが嫌ではあったけど最近は受け入れていたし、それも”キャラ”になるかなぁと思っていた。


あの日の感覚に少し似ている。
2月5日、なにわ侍ハロー東京!の初日を前に私は腹を括っていた。
もしデビューがなくても、その分俳優業でたくさん活躍してくれればいい。そうじゃないときは濵田くんや神ちゃんと歌ったり踊ったりトークしたりしてくれればそれでいい、と受け入れたところだった。
初日に行く勇気がなく流星くんのデビュー決定に立ち会えなかったのは未だに悔しさでいっぱいなのは置いておいて、とにかく初日以前の感覚とズンドコパラダイスを手にするまでの感覚がなわとなく似ていたのだ。
負を受け入れていたところに思わぬ幸せがやってくる。

そこでふと気付く。

DVDには映らない、ソロパートも貰えない…本当にこのデビューの仕方は正しかったの?と私が身勝手にも心の中で不満を漏らしていたこの1年で、流星くんは確実にそれを克服していた。
丸1年。丸1年かけて流星くんはようやく周りのメンバーと肩を並べた。私がやいやい言っている間に確かなものを手にしていたのだ。

2015年2月4日、私の中でひそかにこっそり「もうひとつのデビュー日」として記念日にしてしまおう、なんて考えている。

思いがけず「ズンドコパラダイス」は、かけがえのない1枚になってしまった。

藤井流星くん10000字インタビュー 本編感想

初めての投稿。私のスーパーアイドルこと藤井流星くんのMyojo10000字インタビューを読んでの感想を手短に書き残しておこうと思う。

 

読む前は「絶対泣く!枯れる!」と騒いでいた筈が、思いの外啜り泣く程度だった。というのも、感動しなかったとか彼の言葉に心を打たれなかったとかそういうわけではなくて、そんなことより新たな事実への驚きだとか、素直に淡々と感情を表に出さず語る彼に対する安心感だとかの方が大きかった。

 

これまで桐山照史、濵田崇裕、小瀧望神山智洋重岡大毅と5人のジャニーズWESTメンバーがこの場で自らの過去、そして未来を語ってきたが、誰もが一瞬でも当時を思い出して少なからず感情的になっているように見えた。当時のことを思い出しながら、リアルタイムに感じたことをそのまま言葉にして…というような印象を受けていた。つまりは、当時のことを明確に鮮明に覚えている。

 

しかし今回語った彼は、違かった。「(4人でのデビュー決定のメールが来た)その瞬間、どんなこと考えた?」という質問に対して「何、考えたんやろうなあ」とあたかもここにはいない他人のことを指すように語りはじめる。これまでの5人とは違い、当時思ったことをはっきりとは覚えていない。

 

これまでのインタビューで何度か彼は「諦めていなかった」「強かった」と語られている。今回のインタビューでもそのことについては触れられていて、彼自身は、(中山)優馬の言葉にスイッチが入って、絶対あきらめないと思えたと語っている。私もこの事実には驚いた。以前の雑誌で彼が「元旦のときは優馬に相談した」と言っていたのは知っていたが、ここまでとは思わなかった。まるで自分のことのように焦り急かし、彼の背中を押していたなんて。人の人生を変えるとはこういうことかと思い知らされたし、事務所にあんな扱いを受けながらどうしてここまで良い人になれるのだろうと不思議でならない。関西在住ファン限定ファンミーティング@青山劇場にて、重岡くんがこんな暴露をしていた。>"昨日流星と電話しとったんですよ。優馬久々やって話してたら流星「俺と優馬は一生の友達やから!」って!"ニュアンスですが、こんなエピソードを思い出しました。本当に良い友達を持ったんだね。

 

ところで話を戻すと、彼が強かったと言われるには一生ものの友達の支えがあってのことだった。それに彼は、当時のことをはっきりとは覚えていない。彼はカウントダウンの直後彼は友に電話をしている=自分の感情を理解するより前に行動に移している。強い以前に彼は、感情の上下が人よりも至極小さいのではないだろうか。メンバーの大半は「流星の涙を見たことがない」と言っているし、私たちファンも演技以外で彼の涙を目にしたことはない(はず)。

 

あぁ、だからか。彼の語るエピソードには泣けても、彼の言葉や感情表現に泣けなかったのはそのせいか、と自己完結した。

アイドルとは、夢を与える仕事。あくまで仕事なのである。仕事仲間がどうだとか、そんな昔話に涙することは通常無い。彼は、アイドルという仕事に忠実だった。冒頭にも言ったが、安心感はある。たしかに。

けれど…

いつか叶うなら、彼が感情を露にする姿を目にしたい。本気で楽しくて嬉しくて、本気で怒りを覚え、涙する姿を。

…私は、アイドルという概念を超えてほしいとでも思ってるのだろうか。となると私が彼の全てを見たいと願うことは、アイドルファンとして愚行に値するのだろうか。